日曜日, 10月 4

カブ110はリバイバル?

ちょっと長くなったので先ほどの続き。
(ここから読まれる方は結論から入るので、順を追いたい方は前の投稿からご覧あれ)

カブを現代版の乗物として新規開発するのは、旧き良きカブを
全否定しかねない。だけど、変えるべきところを変えたら、
「カブじゃない」と言われる恐れも出るという、
色んな意味でかなり危うい状況の中で開発したのだろう。

ただこのモデルチェンジでちょっと不幸だと思うのは、
すべてのカブが一瞬でも生産中止になっていないことかもしれない。

もし、カブがいったん生産中止になって、数年間の沈黙があった後に
新生スーパーカブとしてカブ110が出てきたら、新しいFIAT500やMINI、
ビートルなどのように熱狂的に受け入れられたかはともかく、
ファンからももっとストレートに受け入れられただろうにと思うと
ちょっと残念。

つまり、このカブ110は『リメイク』や『リバイバル』だと思って
見ればいろいろと合点がいくのだ。

だからこそ、5、6年越しくらいでカブ90を欲しかったけど
使い勝手を考えて購入をためらった自分が、
実際に買えるバイクとして登場してくれたのは単純に嬉しい。

まあ話は尽きないけど、総じて言えば個人的にはやっぱり
「超グッド」という感じで、さらに実用車ゆえに
2輪の基本は「走る」ことと、「使ってナンボ」だという
価値観の人にはオススメだと思う。

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